2010年05月29日

文京区本郷の名月堂

文京区というひびきになんだかアカデミックでちょっといい印象を勝手に持っている。
それは言わずと知れた東大があるからか、公園マニアたちの心を揺さぶる歴史ある六義園や小石川後楽園があるからか、はたまた戦前から続いてるようなお店がさりげなく何軒も並んでいたりするからか・・・。
そんな本郷の東大赤門のすぐそばに注意してないと通り過ぎてしまうくらいさりげない、昔ながらのパン屋さんがある。これぞザ・日本のパン屋さん、名月堂だ。堂という名が実にいい。文京区にブーランジェリーとかベッカライとかそういう名は似合わない。(これまた勝手な思い込み!) 店内でぐるっとパンを見渡した時、やきそばパンなどの惣菜パンやクリームパンなどの菓子パンたちがこれほど安心感を与えてくれるお店もそうはない。そして食べるとうなずきながら思わずありがとうと言いたくなる。いろんなおいしいパン屋さんが増えてきてパン好きとしては嬉しい限りだけど、いつでも帰れるこんな原点のパン屋さんにはほんと心から感謝です。
夕方でだいぶ少なかったけど四ついただきました。
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バタークリーム なつかしー!ありがとう。
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北海道シチューパン シチューがちゃんとしてます。もっとおっきいのたべたいです。
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揚げクリーム 揚げパンなのにさっぱり、すうっとおいしい。
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ポーンパン(天然酵母) 何にも入っていないのに感動的うまさ!むちっとした食感と小麦の香りがあと引きます。全部のパンに言えるけど、生地が抜群だからもうなにをやったってうまいのだ!


たとえば平日、美術館や博物館に行って常設展をのんびり見る。そんなこころにゆとりを与えてくれるようなパン屋さんである。
posted by hoso at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | パン

2010年05月16日

鎌倉へ2

実は前回の鎌倉はまだ続きがあって、あの後さらに調子づいて2軒のパン屋さんに行ったのでした。あいだに長谷寺の巨大木造十一面観音様を拝見しつつ(仏よりパンかよ!鎌倉観光の主役が完全に入れ替わってます。)七里ガ浜のパン屋さんリュミエール ドゥ ベーへ。
車がいっぱいの海沿いの道を曲がり、やけにゆとりのある道をまっすぐ上っていくとちょっと独特の空気感の閑静な住宅地になる。そこは一軒家の一階を店舗にした小さなかわいいお店で二人も入れば売り場はいっぱいになってしまうくらい。素材に対するこだわりがあちこちに見られ、様々なものからおこした天然酵母を材料にあわせて使い分けているそうです。珍しい国産のスペルト小麦について聞くと、すごく丁寧に説明してくれました。パンをみっつ買ってお店を出るとお店の人の子供か、小さい子が見送りに出てきて手をふるので思わず「またねー」と言ってしまう。
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国産スペルト小麦のバゲット かじった瞬間、粉の底力を感じる。いい牛肉を焼いた時のような香ばしい旨そうな香りがする。
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フィグ とてもいい顔。もちっとしてて粉の旨味と酸味がイチジクとくるみにすごくあう。
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フリュイルージュ ショコラ ベリーの酸味、有機チョコの酸味、天然酵母の酸味で小麦の甘味がたちあがる。

さて、ここまで来たしせっかくなのでもう一軒、すぐ近くのパンKondoへ向かう。その直球勝負の店名から誠実にパンに向き合う姿を勝手に想像しつつ店内へ。シンプルでストイックな感じは思った通り、けどたいやきやまんまるのメロンパンにおちゃめさも感じる。並んでるパン達はどれも美しい。クロワッサンの上の層がすこし剥がれかけてただけで1割ひいてくれるあたりその美意識の高さがうかがえる。ここでもパンをみっつ買ってさっそく車の中でいただきました。
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クロワッサン この美しい層、この顔でおいしくない訳がない。
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ミルクキャラメル 思わずなでたくなるこのフォルム、キャラメル好きにはたまらない。
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食パン やっぱり基本はこれ。ブリオッシュのようないいかおりがして超しっとり。焼きたて一斤食い候補に入れときました。


今日は雨の平日のせいか人も少なく、夕方でもパンがけっこう残っていて逆にラッキーだった。この街の雰囲気もあいまってなんだか時間の流れ方がいつもと違う感じ。このきれいに整備されてる街にはどうやら住民協定があるくらい住民の意識が高いようだ。憧れる人の多い湘南ライフの空気を何となく感じたり、どこかわからないけど海外の街に来たかのようなちょっと不思議な感覚をおぼえる。近くにはカレーで有名なあの珊瑚礁の本店もある。週末、みんな行列にさほど苦もなく並ぶのはそんな軽い高揚感からか。なんかちょっと非日常っぽくて夢をみてるみたいで、次に来た時はこの街ごとなくなっていたりして・・なんてそんなアホなことを考えながら海を見下ろす長ーい坂道をまっすぐ下界へ下りていくのでした。
posted by hoso at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | パン

2010年05月11日

鎌倉へ1

自営業ならではの時間差連休をGW明けにとって鎌倉に行ってきました。
海辺の写真を撮りたかったのだけどあいにくの雨と風で断念。そんな時はもう食うしかないでしょ。というわけで、切り替えスイッチオン!
まずは小坪漁港近くの昼しかやってない定食屋魚佐次で刺身定食にあじフライをオプション追加! ごはん大盛り!にしたいところをここはまだ序の口なのでセーブ。実はここに来る途中でおいしそうなパン屋さんを見つけたので、魚佐次を出る頃には早くも頭の中はパンモードにシフトしつつあった。
住宅地にポツンとあるそのお店はPanya Cotto(パン焼こっと←おもいたったのか?)。とてもきれいに並べられてるパン達はどれもお行儀がよさそうだ。バゲットとクロワッサンはマストだけど・・・ よくあるのだがおいしそうなパンがたくさん並んでいると脳が興奮しすぎてオーバーヒートぎみになりどれを買ったらいいのかわからなくなってしまう。そんな時はカミさんのリクエストにいつも助けられるのです。というわけで以下の4点お買い上げ。さっそく近くの披露山公園に登り海のみえる駐車場の車中でいただき。 うーん、偶然見つけたお店がおいしいと本当にうれしいものだ。

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レトロバゲット 長時間熟成でかむほどにうまみが。
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クロワッサン 爽やかにバターが香ります。

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ブリオッシュにクリーム クリームがフレッシュですこぶるうまい!
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イチゴのデニッシュ 生地とクリームとイチゴが口の中で正三角形です。


さて、パンの次はやはりコーヒーというわけでアジア商会という輸入食品のお店へ(残念ながらここでは飲めない)。ここは前から行ってみたかった所で、一見食品の一角でコーヒーも扱ってるくらいの空気感なれどそのこだわりはパンパではない。スペシャリティコーヒーの専門店にもひけをとらないこだわりと品揃えでしかも安い!でなによりも衝撃的だったことは挽いた豆を出荷する際はチャフ(コーヒー豆の内側にある薄い渋皮のようなもの)を取り除いているというのだ。この面倒な作業をしているなんてすごすぎる。(手順がHPにある)かつて東横線の学芸大学にあったアンクル ブブという喫茶店でコーヒーをいれる前にそれをやってるのをみたくらいで、豆屋さんでやってるのは初めて見た。おそれいりました。
自分も家でいれる時すこしやってみるが道具もないし吹き飛ばすくらいなのでとりきれず味の差までは正直よくわからない。やった苦労の分おいしい気がするくらいか。しかし、キッチンがチャフだらけになっていつもひんしゅくをかうのでプラスマイナスゼロか。
話もどってこの日はわが家の定番でもあるマンデリン(トバコ)とおなじインドネシアのアチェ ピーベリーという豆を購入。
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マンデリン トバコ 特有の草のようなひなたのような香りが強く、冷めてからはより甘みが増し、濃いチョコレートのような芳醇な香りも出てくる。
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アチェ ピーベリー マンデリンと同じ系統だけどより甘く、まめの香りはかりんとうのよう。カカオ分の多いチョコレートのような酸味もあり、バタースコッチのような余韻がつづく。
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まるくてかわいいピーベリーの豆

先ほどのアンクル ブブのことを少し。
その店のおやじさんはちょっとクセがあり、気難しそうだったけど、コーヒーのことをきくとすごく嬉しそうに話してくれた。そしてものすごく丁寧にいれてくれた深煎りで少しぬるめのコーヒーは抜群にうまかった。
しかし2、3年前に久しぶりにいってみたらなくなっていた。今回アジア商会のチャフの除去のことでふいに思い出されて調べてみたら、5年程前におやじさんが亡くなって閉店してしまったそうだ・・・・・
もう飲めないのかと思ったら複雑な気持ちと共に無性にその味が懐かしくおもえた。
だからせめて、きょうのマンデリンはいつもよりぬるめのお湯でゆっくりといれてみたのだ。



posted by hoso at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

2010年05月05日

武蔵境にあるパン屋さん パサージュ ア ニヴォ

ここは武蔵境(JR中央線)。
今では高架線になってしまったけれど、以前は駅のすぐ横に踏切があった。開かずの踏切として有名だったのも今は昔、不便だった記憶も今となってはなんだか懐かしく思えるのが不思議だ。このパン屋さんのオーナーさんも同じ事を感じているかどうかはわからないが、かつてその踏切があった脇におととしオープンした。その名もフランス語でパサージュ ア ニヴォ(踏切)。
子供の頃から馴染み深い小金井公園に行った帰りに行ってみた。
ガラス張りのこじんまりとした対面販売のお店だけどオーナーさんの人柄と内装のおかげか妙に落ち着く。天気が良かったせいか売り切れてるパンも多かったけど写真の4点を買った。やはりいつものように車の中で即食い。 ・・うーんしあわせ・・
また行きたい。

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ヌエ 食間、旨味、価格、秀逸です。
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KAKU 焼かずにいくらでも食べてしまいます。
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カンパーニュ(カシューナッツ入り) 大好きな粉の香りと程よい酸味と余韻がたまりません。
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フレンチトースト がまんできずにかじってしまいました。超どっしり!おなかいっぱい。

posted by hoso at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | パン

2010年05月04日

はじめまして。

本日より、「ホソカフェ」オープンいたします。
よろしくお願いします!
posted by hoso at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記