2010年05月16日

鎌倉へ2

実は前回の鎌倉はまだ続きがあって、あの後さらに調子づいて2軒のパン屋さんに行ったのでした。あいだに長谷寺の巨大木造十一面観音様を拝見しつつ(仏よりパンかよ!鎌倉観光の主役が完全に入れ替わってます。)七里ガ浜のパン屋さんリュミエール ドゥ ベーへ。
車がいっぱいの海沿いの道を曲がり、やけにゆとりのある道をまっすぐ上っていくとちょっと独特の空気感の閑静な住宅地になる。そこは一軒家の一階を店舗にした小さなかわいいお店で二人も入れば売り場はいっぱいになってしまうくらい。素材に対するこだわりがあちこちに見られ、様々なものからおこした天然酵母を材料にあわせて使い分けているそうです。珍しい国産のスペルト小麦について聞くと、すごく丁寧に説明してくれました。パンをみっつ買ってお店を出るとお店の人の子供か、小さい子が見送りに出てきて手をふるので思わず「またねー」と言ってしまう。
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国産スペルト小麦のバゲット かじった瞬間、粉の底力を感じる。いい牛肉を焼いた時のような香ばしい旨そうな香りがする。
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フィグ とてもいい顔。もちっとしてて粉の旨味と酸味がイチジクとくるみにすごくあう。
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フリュイルージュ ショコラ ベリーの酸味、有機チョコの酸味、天然酵母の酸味で小麦の甘味がたちあがる。

さて、ここまで来たしせっかくなのでもう一軒、すぐ近くのパンKondoへ向かう。その直球勝負の店名から誠実にパンに向き合う姿を勝手に想像しつつ店内へ。シンプルでストイックな感じは思った通り、けどたいやきやまんまるのメロンパンにおちゃめさも感じる。並んでるパン達はどれも美しい。クロワッサンの上の層がすこし剥がれかけてただけで1割ひいてくれるあたりその美意識の高さがうかがえる。ここでもパンをみっつ買ってさっそく車の中でいただきました。
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クロワッサン この美しい層、この顔でおいしくない訳がない。
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ミルクキャラメル 思わずなでたくなるこのフォルム、キャラメル好きにはたまらない。
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食パン やっぱり基本はこれ。ブリオッシュのようないいかおりがして超しっとり。焼きたて一斤食い候補に入れときました。


今日は雨の平日のせいか人も少なく、夕方でもパンがけっこう残っていて逆にラッキーだった。この街の雰囲気もあいまってなんだか時間の流れ方がいつもと違う感じ。このきれいに整備されてる街にはどうやら住民協定があるくらい住民の意識が高いようだ。憧れる人の多い湘南ライフの空気を何となく感じたり、どこかわからないけど海外の街に来たかのようなちょっと不思議な感覚をおぼえる。近くにはカレーで有名なあの珊瑚礁の本店もある。週末、みんな行列にさほど苦もなく並ぶのはそんな軽い高揚感からか。なんかちょっと非日常っぽくて夢をみてるみたいで、次に来た時はこの街ごとなくなっていたりして・・なんてそんなアホなことを考えながら海を見下ろす長ーい坂道をまっすぐ下界へ下りていくのでした。
posted by hoso at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | パン
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